感染症の歴史は生物の発生と共にありヒトの歴史は感染症との戦いそのものでしたが、病気にかかることを予防したり、人に感染させてしまうことで社会に病気がまん延してしまうのを防ぐことを主な目的として予防接種が開発されました。
予防接種とは、病気に対する免疫をつけたり免疫を強くするために、ワクチンを接種することをいいます。
昔は病気を発病してから治療する『治療医学』が主体でしたが、現代はワクチンで防げる病気は予防する『予防医学』が主体です。
ワクチンで防げる病気をVPD(Vaccine Preventable Diseases)と呼びますが、医学の進歩でVPDの数が増え『医療は治療医学から予防医学へ』と変貌しました。
人類が感染症に立ち向かうために手に入れた武器がワクチンです。
お子様の感染症を予防するため出来るだけ早く予防接種を受けましょう。