兵庫県尼崎市の小児科(低身長、肥満、糖尿病、小児内分泌など)【徳田こどもクリニック】 尼崎・豊中地域でこども達のサポートをしています

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こどもの病気について

とびひ

とびひとは正式には、伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)といい、虫さされや汗も等ができて湿疹が悪化しやすい、夏に多発する子供の皮膚病です。最近ではエアコンや温水プール等の普及により、一年を通じてみられるようになりました。

  1. とびひの症状
    傷口や湿疹などにばい菌が入りこむと、かゆみが増すために、子供はかきむしります。 そのかいた手で他の所をかくと、その場所に文字通り「とびひ」して、どんどん拡がっていく病気です。感染性の病気なので、完治するまでは感染する恐れがあ ります。親は子ども同士を接触させないように気をつける必要があります。
  2. とびひの種類と傷口の状態
    とびひの原因となるばい菌には2種類あります。一つは水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)といい、ブドウ球菌によるものです。そしてもう一つは痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)といって溶血性連鎖球菌(溶連菌)によるものです。顔や胴体・腕・膝などに半球状の水ぶくれが次々に発生し、簡単に破れて皮膚がじゅくじゅくした状態になります。
  3. とびひの治療について
    とびひ局所に対しては、消毒液による消毒後、抗生剤の入った塗り薬を使います。強いかゆみを伴う場合は、治療開始から数日はステロイドと抗生物質が入っ た塗り薬を使う場合もあります。またかくことによって他の場所にうつるのを防ぐために、内服の抗生物質やかゆみ止めの抗ヒスタミン剤が処方されることもあ ります。皮膚の手入れについては、表面が非常に弱くなっているので、タオルで擦らずに手で泡立てた石鹸で優しく洗うことが望ましく、洗った後は、乾いたタ オルで軽く押さえるようにして水分を吸い取り、薬を塗ります。あまり傷口の滲出液が多くなければ、なるべくバンドエイドやガーゼなどで覆わずに開放して空 気に触れさせて乾燥させる方が良いでしょう。

    また、おふろについては、なるべく兄弟で入るのは避けた方がいいのですが、健康な皮膚の場合、ばい菌がついても大丈夫なので、傷さえなければ必要以上に 神経質になることはないでしょう。肌着や衣類は一緒に洗っても天日で干せば細菌は死滅してしまうので、うつる心配はないでしょう。ただタオルは念のため他 の家族とは別の物を使うようにしましょう。

    普段から爪をきちんと切り、外から帰ったら必ず手を洗うようにし、皮膚を清潔に保つように心掛けてください。

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