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こどもの病気について

ケトン血性嘔吐症について

以前は自家中毒症とも呼ばれていたケトン血性嘔吐症は、風邪や疲労・過度の緊張等が引き金になって急に顔色が悪くなり、頻繁に吐き気を訴える状態です。2-10歳、特に6歳以下の子供によく認められるものです。

病気の発症が比較的急激で、明らかな原因もなく食欲不振、悪心・嘔吐、腹痛等を訴え、元気がなくなり活動性が乏しくなります。この場合、軽症の場合は食事療法で対処できますが、脱水がひどい場合や経口摂取が困難な場合は、点滴療法が必要になります。 

  1. 疾患の概要
    自家中毒症(ケトン血性嘔吐症)は、診断名というより一種の状態の名前ですが、病因は明確ではありません。風邪や疲労・過度の緊張等の外的ストレスが加 わった場合に、本来エネルギー源にすべきブドウ糖がうまく利用されず体内の脂肪をエネルギー源とする代謝状態になった時、そのもえかすとして溜まってくる 血中ケトン体が増加した状態です。
  2. 疾患の一般的治療法
    何度も吐いたりすると、顔色が悪くなったり、手足が冷たく感じられるようになります。このような時には、保温及び安静 (患児の情緒不安の除去)に努めてあげて下さい。
    食事療法の原則は、水分及び糖質の補給
    です。
    嘔吐がひどく食欲の無い時は摂食を無理強いせず、水分補給に 努めてあげて下さい。この場合与える水分としては、炭酸を含まないスポーツドリンク、リンゴ果汁やお茶等を少しずつ頻回に飲ませてあげて下さい。熱発があ る場合等は、小さな氷のかけらやシャーベット、アイスクリーム(低乳脂肪)等をあげることも一つの方法だと思います。なお、どうしても水分や食事等の摂取 が困難な場合は点滴が必要になります。
  3. 点滴療法
    経口摂取を試みても頻回に嘔吐する場合や患児がぐったりする等、全身状態が不良である場合には、脱水症を合併することがあります。この場合には、点滴を行って水分やブドウ糖の補給を行うことになります。  

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