2011年4月1日
4月1日(金) から小児用肺炎球菌ワクチン(肺菌)とヒブワクチン(ヒブ)の接種が再開されました。
肺菌やヒブの間隔が、予定より多少開いたとしても、ワクチン接種を受けた後の免疫への効果には問題がないとされていますので、間隔が多少ずれたとしても、なるべく早く接種を受けて下さい。
肺菌、ヒブや三種混合クチンは、それぞれ別々の日に接種できますが、医師と保護者の方の同意によって、同時に複数のワクチンを接種することができます。
同時接種は、早く免疫をつけたり、受診の回数を少なくするために行われますが、複数同時接種の方が単独接種より、発熱や注射した場所の発赤など、軽い副反応が起こりやすいとする研究報告もありますが、差がないとする報告もあります。
重い副反応が起こりやすくなるという報告はありません。
万一重い副反応が生じた際に、単独接種の方が、どのワクチンの接種後に起こったのかが分かりやすくなることは考慮されますが、複数接種か単独接種かは、医師と保護者の方の相談・同意で決めます。