2020年12月11日
小さい女の子にかかとの高い靴やミュールなど、かかとに負担がかかる靴を履かせる人があります。大人っぽいし、カッコいい、また背も高くなるなどからと思います。しかし、子供の足は、赤ちゃんのうちはほぼ軟骨でできていますが、成長過程で少しずつ硬い骨の部分が増えて、15才位で大人とほぼ同じかたちになり、15歳頃に完成するといわれています。ヒール靴を履くと足底の筋肉が常に緊張状態になり、指も曲がったままになるので足に大きな負担がかかります。骨格が固まっていない時期に履くと、歩行や姿勢に悪影響を及ぼし、内股や猫背、O脚、外反母趾などトラブルを招くリスクが高まるといわれており、避けるべきだと思います。
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