2020年6月4日
思いがけない長期休暇が終わり、保育園、幼稚園や学校も再開されたようです。休み中の睡眠不足、不規則な睡眠スケジュールから異なった環境になることで夜驚症などの出現に注意して下さい、夜驚症では入眠1~2時間後に、突然泣く、叫ぶ、激高する、怖がる、暴れるなどのパニック状態を来します。3~6歳で発症し、就学前~小学生に多く、発症後6カ月~1年程度で軽快し始め、思春期頃には消退することが多いようです。夜驚症では、本人は覚醒しているようにみえますが、実際は眠っており、睡眠と覚醒の狭間の状態と考えられています。翌朝起きた後に本人にあれこれ聞きただすことは避けましょう。
通常治療は不要ですが、昼間に戸外で遊ばせ、十分な睡眠時間と安定した睡眠状態を確保してあげて下さい。
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