2020年5月25日
小児便秘の定義には『1 週間に 2 回以下の排便』や『直腸に大きな便塊の存在』などが含まれています。便秘とは、極論すれば下痢を除き「排便時に苦痛を伴えば便秘」といえます。乳幼児の排便で大切な事は「うんこを出す事は気持ちが良い」と思わせることです。毎日排便があっても便が固くて泣いたり出血するような場合は、時に排便恐怖症のようになり、習慣性の便秘になることがあります。従って離乳食が始まってからの便秘は早期の介入が効果的です。離乳食を始める前の便秘は仮に4-5日に1回の排便でも便は柔らかい場合がほとんどですので、機嫌よく体重増加があれば心配ありません。
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