2015年11月30日
徳田こどもクリニック:12月6日(日)は診察します。急な発熱を来す咽頭炎や気管支喘息、ウイルス性胃腸炎=嘔吐下痢症、RSウイルス感染症の人があります。また、クループ症候群もあります。クループ症候群とは、発熱や喉の痛みを伴なう咳で始まり、風邪?と思うことが多いのですが、だんだん声がかすれ、犬の遠吠えのような、ケンケンという咳が出ます。声が出る声帯付近は気道が狭くなっており、ここが炎症を起こして腫れると咳だけではなく、呼吸がしにくくなります。さらに、空気の通りが悪くなるので、息を吐く時だけでなく吸う時にも、喉にひっかかったような苦しそうな音が出たり、犬の遠吠えの様な咳が出るのです。夜間に急激に症状がひどくなることが多く、ひどい場合は呼吸困難になることもありますから注意が必要です。
当院へのアクセスはこちら