2015年4月9日
徳田こどもクリニック:4月12日(日)は休診です。外来は落ち着いています。風邪がこじれると中耳炎を合併することがあります。中耳炎には、痛みを伴う『急性中耳炎』と、痛みがなく軽い難聴が特徴の『滲出性(しんしゅつせい)中耳炎』の2種類があります。急性中耳炎の症状は耳の痛みから始まり、小さなお子さんでは、言葉で痛みを伝えられないので、激しく泣く、耳に手をやる、不機嫌になるなどします。そうしているうちに耳漏(耳から膿がでる)が始まります。熱はそれほど高くなりません。急性中耳炎から滲出性中耳炎に移行しやすいので、最後まで治療することが大切。しっかり治療すれば難聴にはなりません。