2013年11月14日
徳田こどもクリニック:11月17日(日)は診察します。外来では、熱発や喉の痛みを訴える風邪の人が多いようです。RSウイルスをご存知ですか?RSウイルスは、発熱、鼻水、咳などで発症し、通常1-2週間で軽快します。しかし2歳未満の乳幼児、特に6か月前後の小さな赤ちゃんではしばしば細気管支炎や肺炎を発症し、その対応が遅れれば症状が急速に進行し、短期間に呼吸不全に陥り、重篤化します。このため。特に1歳未満の赤ちゃんでは、熱が高くなくても呼吸数が多い、ミルクの飲みが悪い、陥没呼吸(=胸がぺこぺこする)があれば、速やかに医療機関を受診して下さい。日本では2歳までにほぼ100%が初感染を受けると考えられますが、一度のみならず、何度も感染・発症します。通常、再感染のたびに症状は軽くなっていきます。