2011年11月21日
徳田こどもクリニック:11月23日(水)、27日(日)は休診です。外来は落ち着いています。公園のイチョウは秋化粧をし、ギンナンを身にまとっています。ギンナンは、かぶれなどの皮膚炎を引き起こすことがあります。また、食用に用いられますが、食べ過ぎると中毒症状を来します。原因はギンナンに含まれるビタミンB6類似物質の過剰摂取です。小児の体重・体格によりますが、1日5〜6粒程度でも中毒になることがあり、特に報告数の70%程度は5歳未満の小児です。症状は摂取1〜12時間後に嘔吐や痙攣が出現します。症状がない場合でも、多量に食べた後は、腹痛等への注意が必要です。
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