2010年2月12日
徳田こどもクリニック:2月14日(日)は休診です。外来では嘔吐下痢症や高熱が2〜3日続く風邪がありますが、全体的には落ち着いています。水泳やお風呂で耳から水が入ると中耳炎を起こすと考える人がありますが、そんなケースは殆んどありません。中耳炎の原因の大半は、鼻やノドに炎症がある場合、例えば『風邪』の時などに耳管(鼻の奥にあって左右の耳にそれぞれ伸びている管)を通じて細菌がノドから鼓膜の内側の中耳腔へ侵入して急性の中耳炎を起こすものです。特に小さな子どもでは、耳管が未発達で太く短かいので、中耳炎を起こしやすいのです。風邪が長引く時は、耳を痛がらないか注意してあげて下さい。
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