2008年9月26日
小児の鼻出血はよくみられ、鼻をほじる、こする、強くかむなどの刺激が原因のことがほとんどです。左右の鼻のしきり(鼻中隔)の前の方に血管が多く集まっている場所があり、ここから出血することが多く、圧迫すれば簡単に止血できます。鼻中隔が曲がっていると、片側のみの鼻出血が起きやすくなります。 また、小児はアレルギー性鼻炎や副鼻腔(びくう)炎などにより、鼻粘膜のただれ、かさぶたができることが多く、無意識に鼻こすりや鼻いじりをすることで鼻出血が起こりやすくなります。 しかし、まれに血液の病気などによる出血のほか、鼻腔に誤って入った異物による出血があります。鼻出血が週1回以上、頻繁に起こる場合や、タオルがびっしょりになるほど出血量が多い場合は、一度耳鼻咽喉(いんこう)科を受診することをおすすめします。 鼻出血を起こした場合には、座って顔を下に向け血液を飲み込まないようにして、鼻翼部(小鼻)を指でつまみ、5分から10分程度押さえて鼻中隔の出血部位を圧迫します。 のどや口にたまった血液を飲み込むと吐き気をもよおすことがありますので、軽く吐き出させるようにしましょう。多くはその状態でしばらく様子をみると止まります。徳田こどもクリニック:9月28日(日)は休診です。高熱が2-3日続く扁桃炎やおたふく風邪の人があるようです。小児では鼻出血がよくみられますが、ほとんどの場合、鼻をほじる、こする、強くかむなどの刺激が原因のようです。左右の鼻のしきり(鼻中隔)の前の方に血管が多く集まっている場所があり、ここから出血することが多く、圧迫すれば簡単に止血できます。鼻出血を起こした場合には、座って顔を下に向け血液を飲み込まないようにして、鼻翼部(小鼻)を指でつまみ、5分から10分程度押さえて鼻中隔の出血部位を圧迫します。のどや口にたまった血液を飲み込むと吐き気をもよおすことがありますので、軽く吐き出させるようにしましょう。
当院へのアクセスはこちら