兵庫県尼崎市の小児科(低身長、肥満、糖尿病、小児内分泌など)【徳田こどもクリニック】 尼崎・豊中地域でこども達のサポートをしています

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育児について

徳田こどもクリニック【メールマガジン4月3日分】

2008年4月3日

徳田こどもクリニック:4月6日(日)は診察します。高熱が2-3日続く扁桃炎の人がありますが、外来は落ち着いています。ある私立小学校の研究で、児童の平均体温が24年問で徐々に低下し、35℃台の低体温児は1970年代の6倍に増えたとのことです。小児は基礎代謝が活発なため体温は成人よりも高いのが普通ですが、低体温児の増加は、高度成長の始まりである1950年代後半と時期が一致しており、運動量の減少、冷暖房完備の住環境の普及と深くかかわっているようです。子どもが最も活発に動き回る時期に、その行動を制限しすぎたり外遊びを抑制しすぎたりすると、本来獲得すべき機能がきちんと身につかないことがあります。春の陽気に誘われて、親子で戸外の生活を楽しみませんか?幼児期の運動不足や過保護な生活環境による自律神経系の乱れが原因の1つと指摘されています。 その原因を探ると、幼児期から小児期における自律神経系の発達と関係しており、「子どもの低体温化の傾向は、 冷暖房の普及により快適な環境が得られたものの、暑いとか寒いとかの感覚を覚える機能が十分に備わらないと、寒ければ体を震わせて体温を上昇させ、暑ければ泳いで冷やす。そういった基本的なことが、なかなか身につかずに成長してしまうこともある。また、家にこもってばかりいて運動をしなければ筋肉の畳も減少し、結果的に熟の産生能が低下する。「子どもの低体温化の傾向は、高度成長の始まりである1950年代後半と時期が一致しており、運動量の減少、冷暖房完備の住環境の普及と深くかかわっていることがわかります」と、木村氏は豊かな社会と子どもの低体温化の関係について強調する。 体温が1℃下がると酵素の働きが50%となり、脳内伝達物質の産生低下をきたすといわれる。その結果、不眠、気分障害などを引き起こしている人たちが増えているということではないだろうか。そして、このように小児期の自律神経系のアンバランスを成人期まで引っ張ってしまう人は、表に出ていないだけで、我々が思っているよりも多いのかもしれない。 子どもを育てる際に、小さいときからの運動習慣がとても大切であることがわかった。特に3~5歳までに「歩かせる、走らせる」など、思いっきり遊ばせて、脳や神経を十分に発達させることが重要で、跳び上がる感覚、走る感覚、痛いという感覚などを、自分で会得するチャンスを、もっと増やしてあげるべきだろう。「危ないからといって何でも抑制するのは、何もできない子どもを育ててしまうようなもの。過保護と正しい子育ては違います」と木村氏が言うように、子どもの健康状態を見ながら、できるだけ自由に遊ばせてあげることが、幼児期には特に大切なようだ。

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