徳田こどもクリニック：12月9日(日)は休診です。外来では感染性胃腸炎が増えており、点滴が必要になることもありますが、重症の場合は入院となります。早目の受診、早い時間帯での受診を勧めます。また、他地域ではインフルエンザの流行がありますが、現在流行しているＡソ連型はピークを迎えつつあり、今後Ａ香港型やＢ型が流行る可能性があります。今、予防接種すれば、年明けにＡ香港型が流行した場合でも対応できますから、『もう遅い』と思わずに、予防接種を受けておく事をお勧めします。通常はインフルエンザの流行開始後５-６週間でピークを迎えることが多いのですが、年末年始には全国的に人が移動するため、地域を越えて感染が拡大する可能性も否定できません。また、Ａソ連型にかかって免疫ができても、重症化しやすいＡ香港型やＢ型にかからない訳ではないので注意が必要です。国立感染症研究所によると、予防接種でインフルエンザの重い合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限にとどめることが期待できるという。接種すると、通常は２週間程度で効果が表れ、約５カ月間は効果が続くとされる。「今から接種すれば、年明けにＡ香港型が流行した場合に対応できる。もう遅いと思わずに、予防接種を受けてほしい」寒くなり水分が減ると、異物を排出する上気道の機能（繊毛運動）が落ちるという。一方ウイルスには、気温が低く湿度が下がると、活動が活発になる性質がある。