2007年7月9日
紫外線の強い季節は春から夏であり、この時期の外出には注意が必要です。また1日の内では正午の前後数時間が強いので、可能であればこれら時間帯での外出を避けるのも一つの方法です。紫外線は波長によりUVBとUVAの二つに分けられています。紫外線のうちで黒くなるのはUVAの作用で、赤くなるのはUVBの作用です。UVBはUVAより皮膚に対する影響は強く、皮膚のダメージも大きくなります。このダメージの結果として皮膚の乾燥や萎縮、しみ、しわや良性腫瘍さらには皮膚癌になりうる皮膚病変などが生じてきます。このような変化を光老化と言います。光老化は一定の年齢になってから顕著になりますが、子供のころから長年にわたって浴びてきた紫外線の総量と関係があります。したがって子供のころから紫外線対策をすることが重要です。 それでは紫外線を防ぐにはどのような方法があるか考えてみましょう。ひとつはサンスクリーン剤(日焼け止め)を塗ることで浴びた紫外線の影響を抑えることです。サンスクリーン剤にはSPFという表示がされていますが、これはUVBという紫外線の防止効果をあらわしています。UVBとうい紫外線を浴びすぎると皮膚が赤くなりますが、SPFというのは赤くなるのをどの程度防ぐ力があるのかを示していす。たとえばSPF30であれば 10時間UVBを防止する効果があることを示しています。実際にはこれくらいで十分です。SPFの数字より汗などでサンスクリーン剤がとれた場合に塗りたすことの方が重要です。また、塗布量が少ないと効果がありません。顔面では1回で1.3gくらい使用する必要があります。徳田こどもクリニック:7月15日(日)は診察しますが、16日(月)は休診です。扁桃炎や感染性胃腸炎がありますが、全体的に外来は落ち着いています。これからの時期のお出かけには、紫外線対策が大事です。紫外線にはUVBとUVAの二つがありますが、UVBはUVAより皮膚に対する影響が強く、皮膚のダメージも大きくなります。このダメージの結果、皮膚の乾燥や萎縮、しみ、しわや良性腫瘍さらには皮膚癌など、光老化が現れます。光老化は一定の年齢になってから顕著になりますが、子供の頃から浴びてきた紫外線の総量と関係があります。したがって子供のころから紫外線対策をすることが重要です。
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