2007年5月29日
徳田こどもクリニック:6月3日(日)は診察します。高熱が3-4日続く扁桃炎や感染性胃腸炎が多いようです。親として、子どもの躾(しつけ)を考える人が多いと思います。しかし大人の世界を見渡せば、忙しさというオブラートに包まれて、他の人を思いやる心を無くしているかもしれません。『躾とは他人への心配りを教えること』と考えて、今一度我が身を振り返ってみたいものです。外来で、保護者から「先生から子どもに言ってやってください」というお願いありますよね。最近、そのお願いの中に“ゲームのやりすぎをやめさせて欲しい”というのが加わってくるようになりました。 躾られなくなった親の状況、親の言うことに耳をかさなくなった子どもの存在。親が親でいてくれないと、子どもは育ちにくいのだと思いますが・・・ま、それなりの専門家の言うことならちゃんときく、というのは昔からあるので、子どもによく言い聞かせて約束して帰しますが。ゲームを制限されてショックだ。でも、頑張る、と子どもは言います。そして結構、約束守るのです(^^)健やかな育ちを保障するために、遊ぶこと、眠ること、食べることを外来で子どもたちに伝える仕事もする時代。
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