兵庫県尼崎市の小児科(低身長、肥満、糖尿病、小児内分泌など)【徳田こどもクリニック】 尼崎・豊中地域でこども達のサポートをしています

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育児について

徳田こどもクリニック【メールマガジン12月14日分】

2006年12月14日

徳田こどもクリニック:12月17日(日)については、11日のメールでは休診となっていますが、12月17日(日)は診察します。嘔吐下痢症や溶連菌、水痘症が多いようです。嘔吐下痢症では、ノロウイルスが流行しているようですが、他にもロタ、アデノ、アストロウイルスや札幌ウイルスなど、たくさんあります。保育所などで『調べてもらって』といわれた方がありますが、ウイルスの検査は費用も日数も相当かかります。また、治療が変わる訳でもありませんから、ウイルスの検査は不要だと思います。1. A群ロタウイルス腸炎は主に冬期に乳幼児に多発する。重症化することがある。2. ノロウィルス(小型球型ウイルス、SRSV)腸炎:昨年(平成16年)11月より流行している感染性胃腸炎である。原因はカリシウィルス科に属する直径27-32nmの小型ウイルスであるノロウィルスで、汚染された食物(生カキ、サラダが多い)、飲料水などを介して感染し(糞口感染)、学童、成人、老人施設に集団発生することが多い。11月から3月の冬季を中心に流行する。潜伏期は2日で、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、発熱などの胃腸炎症状をきたす。大抵は軽症で2~3日の経過で改善するが、脱水に対する手当てが遅れると重大な結果をもたらすことがある。また、発症後1週間は糞便や吐物中にウィルスを排出し、感染源となる。成人では冬期に生カキによって感染することが多い。カキはウィルスで汚染された海水を取り込み、濃縮すると考えられている。学童の集団発生は春秋の時期に学校給食に由来するものがみられ、原因食品は通常カキ以外である。原因不明とされた食中毒患者検体からしばしばSRSVが検出されることがあり、乳児以上のウィルス性下痢症の原因の多くを占める。3. 札幌ウイルス腸炎:カリシウィルス科に属する直径30-35nmの小型ウイルスで、集団発生する2才未満の乳幼児の急性胃腸炎の原因としてはロタウィルスに次いで多い。4. アデノウイルス腸炎:主に3才未満の乳幼児にみられ、この年令層の感染性胃腸炎ではA群ロタウイルスに次いで多い。腸性アデノウィルスとしては40型、41型が主であり、世界各地で検出されている。通年性だが夏期にやや多くみられること、比較的軽症で発熱が少ないことがA群ロタウイルスと異なる。5. C群ロタウィルス腸炎:おもに3才以上の年長児や成人にみられ、春から初夏にかけて多くA群のような大規模な流行は殆どない。6. アストロウィルス腸炎:主に乳幼児に散発性の急性胃腸炎を起こすが、成人や老健施設で流行することもある。カリシウィルスに次いで多い。冬季に発症するが、一般に軽症で嘔吐や発熱も少ない。

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