兵庫県尼崎市の小児科(低身長、肥満、糖尿病、小児内分泌など)【徳田こどもクリニック】 尼崎・豊中地域でこども達のサポートをしています

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育児について

徳田こどもクリニック【メールマガジン11月27日分】

2006年11月27日

徳田こどもクリニック:12月3日(日)は診察します。感染性胃腸炎が多く、溶連菌もあるようです。子どもの「心の問題」を考える時には『親的スタンス』と『カウンセラー的スタンス』の使い分けが必要です。子どもには、長く続く咳、腹痛、チック、乱暴、うそつき、いじめ、ひきこもり等々、心の問題があります。こんな時には、相手に自分の指示を服従させる親的スタンスではなく、ただ聞き手になるカウンセラー的スタンスがあります。何をすべきと指示もしないし、方向性を示すこともしないのですが、ひとつの技術として意識的に使い分けてみて下さい。医者だけではありませんが、日本語一般に、「聞く」こと、すなわち「要求を聞き入れること」,「言う」ことすなわち「指示、命令をおこなうこと」と言う思い込みがあります。話を聞いたら聞きっ放しにせず何かしてあげなくてはならない。私が何か言ったら(指示したら)相手はそれに従うべきだ。従わないやつはけしからん。 それが医者の仕事だ、というわけですね。これを仮に「医者的スタンス」と呼びましょう。同時にここには力関係が発生しています「指示しないといけない」と不安になる。しかし、一方で、「せきが止まらない」と聞けば、「あなたは咳がとまらなくて苦しいのですね。」「子どもの咳が止まらなくて、かわいそうで見てられないのですね」と共感を示し、「夜も寝ないで、子どもさんの世話をなさっていられたのですね。」「優しいおかあさん(おとうさん)ですね。」「そういう看病の能力をお持ちなのですね。」とエンパワーするやりかたがあります。母親は一晩寝ずに過ごした自分の努力を認められて力が湧きます。そして、もっと自分の思いを聞いてもらいたいとの思いに駆られます。その時なぜだか「いい先生だ」と思うかもしれない。これがカウンセラー的スタンスです。夜泣き、食思不振、腹痛、夜尿、、長く続く咳、「自家中毒」、チック、乱暴、うそつき、いじめ、ひきこもり・・・と心の問題がらみ、具体的には、まずは聴く訓練です。口をつぐんだ相手から発言を引き出すのに効果的な声のトーン、視線、身体の位置、など、当たり前で、どの教科書にも書いてあるようなことが、実はやってみないと身につかない、体験して納得できることであるわけです。

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