2006年7月24日
都市化が拍車 熱中症は仕事や日常生活でも起きる。最近は、都市化が熱中症の発生に拍車をかけている。 環境省の検討会が昨年8月にまとめた調査結果によると、東京都区部など大都市部では、熱中症で救急搬送される患者の数が過去20年間で約2倍になった。その主因は、地表の舗装などによるヒートアイランド現象で都市部の気温が上昇したからだという。 アスファルト舗装は、背の低い子どもや乳母車の赤ちゃんにとって特に影響が大きい。夏のアスファルトの路面は50度以上になることもあり、背が低いと、より高温にさらされやすくなる。 体温調節機能やのどの渇きを感じる機能が落ちている高齢者の場合、家の中にいるだけで、熱中症になることがある。環境省大気生活環境室は「高齢者は冷房を入れずに我慢する人も多いが、今の家は気密性が高く熱が逃げないので、大事に至ることもある」と言う。 ◆熱中症予防のポイント◆☆外出時は日陰を歩き、帽子や日傘を利用する☆家ではすだれやカーテンで直射日光を防ぎ、風通しをよくする☆下着は汗を吸う素材のものがよい☆のどが渇く前に水分補給をする☆アルコールは利尿作用があるので禁物☆暑くなり始め、急に暑くなった日、熱帯夜の翌日に注意☆運動は体力や体調、状況を考慮し、無理しない徳田こどもクリニック:7月30日(日)は休診です。相変わらず、高熱の風邪が多いようです。もうすぐ、暑い夏がやってきます。熱中症は日常生活でも起きます。特に、都市部では、地表の舗装などによるヒートアイランド現象で気温が上昇し、熱中症の発生に拍車をかけているそうです。アスファルト舗装は、背の低い子どもや乳母車の赤ちゃんにとって特に影響が大きく、夏のアスファルトの路面は50度以上になることもあり、注意が必要です。外遊びは体力や体調、状況を考慮し、無理をしないようにしましょう。
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