兵庫県尼崎市の小児科(低身長、肥満、糖尿病、小児内分泌など)【徳田こどもクリニック】 尼崎・豊中地域でこども達のサポートをしています

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育児について

徳田こどもクリニック【メールマガジン4月17日分】

2006年4月17日

食育 早寝早起き朝ごはん  日が昇ると起きて、夜には眠る。三度のご飯はきちんと食べる。こんな生活習慣が崩れている。特に、成長期にある子どもの乱れが深刻だ。 政府は、昨年、制定された食育基本法に基づいて、今年度から取り組む「食育推進基本計画」をまとめた。「朝食を抜く小学生をゼロに」などの目標を掲げる。文部科学省には「早寝早起き朝ごはんプロジェクトチーム」が発足し、啓発に乗り出すことになった。 日々の食生活まで「国家の計画」に組み入れられるのは滑稽(こっけい)だ。しかし、笑い話に出来ない現実がある。 文科省によると、午後10時以降も起きている6歳未満の幼児は29%にのぼる。小中学生になると、もっと夜型になる。朝ごはんを食べないことがある小学生は15%、中学生は22%にもなる。「早寝、早起き、朝ごはん」。戦後のある時期までは当たり前の習慣だった。専門家によれば、人間の体内時計は日の出、日の入りの自然のサイクルに合うようにできている。夜型の生活から朝型の生活習慣に戻すことで、自律神経失調症などを克服する健康療法もある。学力向上にも役立つ、と訴えているのが「百ます計算」を取り入れた教育で注目を集める陰山英男さんだ。それを実践で証明してきた。 陰山さんは、この3月まで3年間校長を務めた広島県尾道市の市立土堂(つちどう)小学校で、朝型の生活習慣を確立させた。保護者と協力して、テレビを見る時間を「2時間以内」と決めた。夜ふかしの原因になりがちだからだ。小6の半数が、午後9時半までに寝るようになった。朝ごはんを抜く子はほとんどいなくなった。朝は一日で最も集中力が高まるときだ。「読み書き計算」などの反復学習をすると、効果が大きい。朝の授業の集中力を高めた結果、05年度の広島県の国語と算数の学力調査では、土堂小の点数は県平均を10点以上も上回った。 朝食の効用は、03年度の国の調査でも明らかになっている。朝ごはんを食べる子どもが食べない子どもより、学力だけでなく体力でも優れていた。子どもの生活習慣は、大人の価値観の裏返しでもある。陰山さんの戸惑いは、朝ごはんの大切さがわからない大人がいることだ。学力、体力、気力の源だということが伝わりにくいと嘆く。 新学期が始まった。この機会に「早寝、早起き、朝ごはん」に家族ぐるみで挑戦してみよう。子どもの生活に関する責任の多くは親や家庭にあるはずだ。しかし、街には24時間営業の店があふれ、テレビ番組は朝まで続く。ゲームやネットも日常に入り込んでいる。「眠らせない」社会の責任も改めて考えなければならないだろう。週に何回かは家族みんなで食卓を囲めるように、企業にも働き方の見直しなどを求めたい。 政府が「食育」に乗り出す以上、生活を乱す社会的要因にも切り込まなくては意味がない。徳田こどもクリニック:4月21日(金)は臨時休診、23日(日)も休診です。嘔吐下痢症や高熱が2-3日続く風邪があります。文部科学省によると、午後10時以降に起きている6歳未満の幼児は29%、小・中学生になるともっと夜型が増えます。朝ごはんを食べないことがある小学生は15%、中学生は22%にもなります。「百ます計算」で注目を集める陰山英男さんによると、朝は一日で最も集中力が高まる時で、朝食を摂って『読み書き計算』などの反復学習をすると、効果が大きいそうです。 新学期が始まりました。この機会に『早寝、早起き、朝ごはん』に家族ぐるみで挑戦してみませんか。子どもの生活に関する責任の多くは親や家庭にあるはずです。

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