2005年11月24日
通常の“かぜ”(普通感冒) のウイルスの感染様式は(かぜウイルスのなかでも最も多いライノウイルスの場合) 特に手から手への感触感染の頻度が高いといわれています。 それに対して、インフルエンザウイルスは患者のくしゃみや咳、痰などで吐き出される微粒子(飛沫) を介して感染し、その様式には「飛沫感染」と飛沫核感染」があります。くしゃみや咳に含まれるウイルスがそのまま、 あるいは空気中に浮遊しているうちに他の人の呼吸器に吸い込まれる。ウイルスを含む飛沫粒子が直径20nm以下になると、 空気中で水分が蒸発し乾燥縮小した飛沫核になり、長時間空気中に浮遊し、これが吸入される。徳田こどもクリニック:11月27日(日)は休診です。高熱の風邪が多いようです。診察終了間際は混みますので、早めの受診をお勧めします。『かぜ』のウイルスの感染様式は、手から手への接触感染の頻度が高いのですが、インフルエンザウイルスはくしゃみや咳、痰などで吐き出される微粒子を介して感染します。感染を防ぐには、ワクチンを接種すること、そして人込みを避け、手洗い・うがいをこまめに行うという、姑息な手段しかありません。
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