2005年9月6日
人間の大脳の言語をつかさどる分野の発達は、6歳から8歳くらいまでに約90%が作られてしまうと言われています(大脳の言語野の臨界期のことです)。この時期にどれくらいの言語の音を聞いて育ったかで、聞き取る能力が決まってしまいます。母語の基礎が完成し抽象的な概念把握が可能になる11歳前後の時期までに準備期間として何年あるかということと密接に関連している.小学校1,2年生だと,準備期間として4,5年あり,なんとかその間に教科に対応する母国語力,外国語力をつけることも可能だが,3,4年生になるとわずか1,2年の猶予しかなく準備期間としてはまったく不十分である.徳田こどもクリニック:9月11日(日)は休診です。『美しい心は、美しい言葉から』ヒトの言語発達では、母国語の基礎は6歳から8歳位までに約90%が作られ、抽象的な概念を含めると11歳前後で完成します。この間、子どもには主に保護者の言葉が刷り込まれます。心が豊かなこどもの育成には、美しい言葉が必要です。周囲の大人も美しい言葉遣いに注意して『心のセレブ』になれば、こどもの心は情操豊かな心優しいものになるでしょう。
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