2005年8月6日
17年3月31日以前に生まれた子は、MR2回目の対象にはならない。18年3月末まで麻疹と風疹を済ませておくか(同時接種も含めて)、4月以降にMR(1回目)を行う。麻疹か風疹の片方だけでもするとMR(1回目)の対象にはならないし、残った片方の公費接種もできない。17年4月1日以降に生まれた子は1歳になったらMR1回目、5歳以降にMR2回目。MR(1回目) を受けられるのは生後12月から生後24月までの児ですので、16年3月31日以前に生まれた子は、今までは 「生後90月まで」 麻疹と風疹 の接種ができましたが、この改正で、「18年3月末まで」 しか接種ができなくなると解釈しています。平成18年4月1日より実施される麻疹風疹(MR)混合ワクチンによる勧奨予防接種は、平成17年4月1日以降に出生した子ども達が対象で、従ってMR2回接種が受けられるのはこれ以降の出生者だけで、実際2回目が接種されるのはこの子達が対象者となる平成23年からになる。平成17年3月31日以前に生まれた子達は 1)MR2回接種の対象者ではない 2)現行90ヶ月まで認められている麻疹または風疹単独ワクチンは、平成18年3月31日までに接 種してなければ、平成18年4月1日以降は任意接種となる 3)経過移行措置は採る予定がない 4)平成17年2~3月生まれの子は、接種期間の関係で麻疹または風疹ワクチン1回接種に終わる 可能性があるので、平成18年4月1日以降にMRワクチン接種を勧める
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