兵庫県尼崎市の小児科(低身長、肥満、糖尿病、小児内分泌など)【徳田こどもクリニック】 尼崎・豊中地域でこども達のサポートをしています

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育児について

徳田こどもクリニック【メールマガジン7月6日分】

2005年7月6日

蜂毒に対してアレルギーのある人や多数の蜂に刺されると、ショックや急性腎不全、多臓器不全を起こして死亡することがあります。いろいろな蜂がいますが、実際に問題となる蜂はスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチです。蜂にさされた時は、針と毒嚢が残っている場合があるので、不用意に指でつかむと毒がさらに注入されます。医師に除去してもらう必要があるでしょう。 蜂に刺されて、むかつき、全身のだるさ、息苦しさ、発疹、全身のしびれ、意識障害、脈が弱くて顔色不良などの全身症状が出ると、急いで治療を受ける必要があります。これらは、頭や首を刺された場合や、以前に蜂に刺されたことのある人に起こりやすいといわれています。 また、刺されて1時間以内に症状が出ることが多いので、1時間は慎重に経過を見る必要があります。心配なら、ともかく局所を冷却しながら医療機関を受診しましょう。 アレルギー症状の出た人や、よく蜂に刺される可能性のある人は、血清RASTという検査をしてアレルギーがあるかどうか確認しておくのもよいでしょう。アレルギーがあれば、減感作療法というアレルギーをなくす治療法があります。しかしながら、蜂毒抗原による滅感作療法は健康保険適用でなく、わが国ではまだ一般的ではないようです。 また、アレルギーを起こす可能性のある人は、刺されて30秒ぐらいでショックになることがあるので、すぐにエピネフリンという薬剤の自己注射をするよう勧められていますが、これもあまり行われていないようです。 ところで、目を刺された時は失明することもあるので注意が必要です。 皮層の局所反応に対しては冷却し、抗ヒスタミン薬、ステロイド外用薬を使用します。当初は刺された場所の激しい痛み、腫れ、発赤、熱感、中心部の出血などがみられますが、やがて痛みはかゆみとなり2~3日続きます。毒の強い蜂では、刺された場所が壊死を起こすこともあります。 蜂に刺されない予防としては、次のようなことが挙げられます。1 蜂の巣に近づかない (近づかない限り、不意に襲ってくることはありません)。2 肌に密著する衣類を着て、衣類の下に蜂が入らないようにする。3 黄色や黒っぽい衣類や帽子を避ける (特に黄色と黒のシマ模様は最も危険)。4 野外でジュースなど甘いものを飲まない。また、匂い(化粧品など)をさせない。徳田こどもクリニック:7月10日(日)は休診です。また、7月17・18日は学会出張のため臨時休診です。3日間くらい高熱が続く風邪や水痘症やおたふくがあるようです。蜂に刺される人があるようです。スズメバチ、アシナガバチやミツバチなどでは、針と毒嚢が残っている場合があるので、不用意に指でつかむと毒がさらに注入されます。外科や皮膚科を受診して医師の治療を受けて下さい。蜂毒に対してアレルギー症状が出る人は、緊急に受診しましょう。

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