2005年6月18日
感染症動向:嘔吐下痢症が多く、おたふく溶連菌水痘も目立ちます。その他突然の高熱で始まる夏型の風邪、またアデノウイルスによる扁桃腺炎も増えつつあります。アデノウイルスについて:小児の咽頭炎、扁桃腺炎、咽頭結膜熱、胃腸炎、出血性膀胱炎などの原因ウイルスで、肺炎も起こします。1型2型というふうに10数種類あり特に3と7型は肺炎を起こすので有名です。アデノウイルスはこのように複数あるので麻しんのように終生免疫(一度かかればもうかからない)ではありません。毎年感染する可能性もあります。
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