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育児について

徳田こどもクリニック【メールマガジン6月8日分】

2005年6月8日

子どもは毎日成長し変化しています。今回のご質問の下肢については、論文によりますと、A)赤ちゃんは胎内ではあぐらをかいた格好ですので、生まれて2歳まではO脚(内反膝(ないはんしつ))の傾向があります。そして、B)2歳以降は次第に逆の外反傾向が出てきて、3~5歳ではX脚傾向(外反膝)となります。C)その後は再び内反の傾向が現れ、15歳ごろまでに次第に外反度が減少して成人に至ると記載されています。よって、O脚については2歳まで様子をみることが基本方針となりますが、2歳くらいになってO脚の程度の強いもの(立位で両膝間に指4本分以上のすき間がある)にはまず装具を用いるとも書かれていますので、最初の先生と2番目の先生のコメントが異なったのは、O脚の程度についての評価の違いからくるものかと推定されます。そこで、O脚のX線診断は客観的な判断のひとつにもなりますので、2歳を過ぎても先生方のご意見がもし分かれましたら、X線診断による脛骨(けいこつ)内反角と膝外(しつがい)側角の測定をしていただき評価していただければと思います。相談の子どもさんは、まだ1歳8ヵ月で生理的にも変化しますので、2歳まで様子をみて大丈夫かと思います。しかし、2歳を過ぎても両方の膝の間が立位の際に指4本以上開いているようでしたら、整形外科の先生の診断を再度受けて、O脚の鑑別診断を含め、指示通りに対応されることをお奨めします。また装具については、1)O脚に矯正を与えようとするもの、2)体重がかかる時のみ部分的に支えることで自然矯正をするもの、というのが紹介されており、大部分はこの方法で軽快すると論文には記載されています。徳田こどもクリニック:6月12日(日)は休診です。みずぼうそう、おたふくかぜ、溶連菌、嘔吐下痢症や突然38-39度程度の発熱があって、2-3日続く風邪もあるようです。赤ちゃんのO脚、X脚について。赤ちゃんは胎内ではあぐらをかいていたので、生まれて2歳まではO脚、3~5歳ではX脚傾向(外反膝)が強くなり、15歳ごろまでに次第に外反度が減少して成人に至ります。O脚については、2歳までは経過をみるだけでよいと思います。

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