兵庫県尼崎市の小児科(低身長、肥満、糖尿病、小児内分泌など)【徳田こどもクリニック】 尼崎・豊中地域でこども達のサポートをしています

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育児について

徳田こどもクリニック【メールマガジン4月30日分】

2005年4月30日

保育室にいられず、午前中から事務室で眠ってしまう園児が増えていた。イライラして攻撃的な子や、ぐずり続ける子も目につく。父母に事情を尋ねると、就寝時刻は多くが10時過ぎで、不規則なため睡眠時間が不足していた。人の睡眠と起床のリズムは、脳内の「生体時計」で制御されている。この時計の周期は、地球の自転周期の24時間よりも少し長いため、時間を決めて寝かしつけないと、どんどん夜更かしになってしまう。「子供に早寝の習慣をつけなければ」。佐々木さんは父母や保育士向けに睡眠の専門家の講演会を開き、保護者会では規則的な睡眠の重要性を説明。父母に各組で睡眠の目標を作ってもらった。 「夜9時には寝かしつけ、7時に起こしましょう」(1歳児あひる組) 「目指せ!!10時には電気を消して寝ましょう」(3歳児ぱんだ組)  効果は半年で現れた。午前中から眠る子がいなくなり、ぐずっていた子は園内を元気に駆け回るようになった。4歳児の母は「寝かしつけるのは、添い寝をして30分がかり。その気にならないとできません。睡眠の大切さを知って生活を切り替えました」と話す。  日本小児保健協会の調査では、3歳児の5割は就寝時刻が午後10時以降。その割合は20年で倍になった。他の先進国を比べても、日本の乳幼児の宵っ張りは突出している。  小児科医で東京北社会保険病院副院長の神山潤さんは「乳幼児期の不規則な睡眠は、成長に悪影響を及ぼしかねない」と危ぶむ。生体時計の乱れは、ホルモン分泌のリズムを崩すからだ。  眠気を誘うホルモン「メラトニン」は、活性酸素から細胞を守り、性的成熟を思春期まで抑えるなど、バランスのとれた成長に欠かせない。最も分泌が多いのが、1歳から5歳にかけて。ところが、夜更かしの子供はメラトニンの分泌が低下することが神山さんらの研究で分かってきた。  また、眠気による日中の活動量低下は神経伝達物質「セロトニン」の働きを低下させ、攻撃性や不安感を高める。幼児期の睡眠習慣の乱れが、成長にどう影響するのか。日本の子供たちは今、人類史上経験のない“実験”の渦中にいると、言わざるを得ない。  寝かしつけのポイント 早起きの習慣付けが大切。日中はできるだけ外で活動させて、お風呂は早めに。午後4時以降の昼寝や明るい夜間照明は夜更かしにつながるので注意。寝るまでの着替えや歯磨き、絵本の読み聞かせなどの段取りを決めて、毎日繰り返す「入眠儀式」の実践も効果的だ。 徳田こどもクリニック:5月15日(日)は診察します。特に流行っている訳ではありませんが、おたふく、水痘症、溶連菌感染症、嘔吐下痢症などがあります。3歳児の5割は、就寝時刻が午後10時以降で、その割合は20年で倍になったそうです。乳幼児期の不規則な睡眠は、メラトニンやセロトニンというホルモンのバランスを崩し、攻撃性や不安感を増すそうです。『三つ子の魂、百まで』、乳幼児に早寝・早起きなどの良い習慣を!

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