キレる子、科学的に解明へ　文科省の検討会が初会合 　突然キレて暴力をふるうなど、感情をコントロールできない子どもが増えていることを受け、文部科学省は、子どもの情動を科学的に分析する検討会（座長・有馬朗人（ありま・あきと）元東大学長）を作り、11日初会合を開いた。　一時的に怒りなどを引き起こす心の動き「情動」を解き明かし、学校現場に還元するのが狙い。　検討会は児童精神医学や脳科学、心理学などの専門家で構成。現時点で何がどこまで分かっているのか、各分野の研究成果を報告し合い、分野を超えた連携を目指す。　初会合では「情動は心が起こす現象と考えられてきたが、脳と関係していることが科学的に分かってきた」「幼少期に虐待を受けた子どもは強い攻撃性を示すことが多い」などの意見があった。　文科省は「脳科学や医学の進歩で、情動の原因を探れる可能性が高まった。子どもたちの問題行動を探る手だてにしたい」としており、7月まで月1回開催する予定。　情動を適切に制御する能力は「こころの知能指数」（ＥＱ）とも呼ばれ、近年注目が高まっている。徳田こどもクリニック：1月16日(日)は診察します。特に流行っている病気はないようです。突然キレて感情制御ができない子がいます。情動面の研究では、『幼少期に虐待を受けた子どもは強い攻撃性を示す』などの特徴があるそうです。情動を適切に制御する能力は『こころの知能指数(=EQ)』とも呼ばれ、近年注目が高まっています。『赤子には肌を離すな、幼児には手を離すな、子供には目を離すな、若者には心を離すな』、親子の触れ合いを大切に。