兵庫県尼崎市の小児科(低身長、肥満、糖尿病、小児内分泌など)【徳田こどもクリニック】 尼崎・豊中地域でこども達のサポートをしています

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育児について

徳田こどもクリニック【メールマガジン11月13日分】

2004年11月13日

地球時間は24時間、体内時計は25時間おもしろいことに、地球の1日が24時間なのに対して、人間の体内時計は子供も大人も1日25時間となっています。つまり、放っておけば体内時計は1日に1時間くらいずつ遅れるという性質を持っており、夜ふかし、朝寝坊のほうが楽にできるようになっているのです。私たちは無意識のうちに昼夜のリズムや社会的な時間割によって体内時計を1時間早めること(リセット)をしています。でも、この能力は生まれつき備わっているわけではありません。体内時計が働きはじめたばかりの生後1、2カ月の赤ちゃんの睡眠、覚醒を記録してみると25時間周期で、毎日1時間ずつ生活時間が遅くなることが観察されます。そして、生後3、4カ月あたりから、昼夜のリズムや周囲の人との接触をもとに、体内時計を地球時間に合わせてリセットできるようになってくるのです。この時期に、昼夜のリズムを無視した生活を送ると、発育中の体内時計のリセットができなくなってしまう恐れがあるので、昼は明るくにぎやかな、夜は暗く静かな環境を心がけるようにしましょう。子供でも大人でも、朝の光を浴びたり、朝食をとることが体内時計をリセットするために、とても効果があります。朝の光が体内時計を早めるのに対して、逆に夜の光は体内時計を遅らせる作用があります。放っておくと、体内時計はどんどん後ろにずれて、睡眠、覚醒、体温、ホルモンの分泌などの生体リズムが乱れ、体調不良を引き起こします。「寝る子は育つ」はホント?成長ホルモンは、熟睡=深いノンレム睡眠のときに、脳下垂体から集中して分泌されます。成長ホルモンは骨を伸ばして筋肉を増やし、傷んだ組織を修復する作用があるため、まさにことわざのとおり「寝る子は育つ」のです。子供を熟睡させることは、からだの発育のためにとても大切なことなのです。また、眠気をおこすメラトニンは、暗くなると分泌されるホルモンで、老化防止や抗がん作用などがあるといわれており、一生の中で幼児期に一番多く出ます。遅寝で夜も明るい環境では分泌が減ってしまうため、夜は暗くて静かな部屋で寝かせてあげましょう。反対に朝になったら、きちんと部屋を明るくすることが、からだのリズムを整えるポイントです。

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