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徳田こどもクリニック【メールマガジン9月27日分】

2004年9月27日

気管支炎とは、気管、大~中気管支の炎症の総称です。発熱、せきと痰(たん)がからむ咳嗽(がいそう)、※1多呼吸、呼吸困難、くちびるが紫色になるチアノーゼなど、さまざまな症状があります。乳幼児では病状が急変することもあるため、注意が必要です。  そのほかの症状としては、気管支の分泌物が多くなるため「ゴホン、ゴホン」という湿ったせきが出たり、痰が詰まったようなゴロゴロという音が聞こえます。小さい子どもは痰が出ないので、ゼロゼロ、ヒューヒューという音がします。 気管支炎は、原因の多くがかぜやインフルエンザなどのウイルス感染に続いて起こるため、抗生物質が効きにくいことが多いのです。細菌感染の場合には重症になりやすいので注意が必要です。また、マイコプラズマ、クラミジアという微生物が原因となる場合もあるので、微熱や長い期間せきが出るときは、かかりつけ医を受診してください。  気管支炎は診断が難しく、気管支炎と言われても肺炎、喘息(ぜんそく)、※2喉頭(こうとう)炎の場合があったり、1歳未満で、冬季にゼーゼーして息を吐き、苦しそうにしているときは、細気管支炎の場合もありますから、その後の症状の変化にも注意してください。 症状が軽減したからといって、勝手に投薬を止めることはよくありません。大事なのは、脱水状態になっていないか、呼吸困難、とくにみぞおちがへこむような呼吸をしていないかなど、全身の状態を把握することです。 家庭では室内の温度(22~23℃)や湿度を適度に保ち、安静にしてください。とくに乳幼児は、治りはじめるとじっとしていないことが多いので、しっかりと見守っていてください。  日常は手洗いやうがいを行い、せきこみ、微熱がある場合は、数日間は自宅で保養することが大切です。 ※1 多呼吸=乳児の場合、1分間に50回以上、幼児で40回以上あるときは注意が必要  ※2 喉頭炎=かすれた、犬の遠ぼえのようなせきが出て、息を吐くときにゼーゼーする病気 徳田こどもクリニック:10月3日(日)は診察します。風邪をこじらせると気管支炎を起こすことがあります。子どもの気管支炎は診断が難しく、気管支炎にも肺炎に近いものや喘息、喉頭炎(かすれた犬の遠ぼえのようなせきが出て、息を吐くときにゼーゼーする病気)の場合があり、1歳未満では、ゼーゼーして呼吸が苦しそうになる細気管支炎の場合もあります。いずれにしても、症状の変化に注意し、早めの受診をお勧めします。

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