2004年8月20日
●食事メニューへの解説コメント産業医科大学病院 小児科 朝山光太郎先生【6月】子どもの嫌いなものは、あてにならない。子どもに好き嫌いはつきもの…といっていいほどのお子さんもいらっしゃることでしょう。でも、私達の子どもの頃を思い出してみてください。匂いのきついものなど、苦手であったはずなのに、いつの間にか食べられるようになっているものってありませんか?そうですね。時期が来れば食べられるようになることもありますし、そうでなくても形を変えるだけで食べられるものもあるはずです。だから心配しないで大丈夫です。多くのお母様方は、お子さんがその食材を食べないと栄養が偏るのではないかとご心配かもしれません。確かに、野菜が全て大嫌いとか、魚を一切食べないと困りますが、1つの食材だけならそんな心配も要りません。その食材の代わりになる同じような働きをする食品で代替していきながら、ゆっくりお子さんのペースに合わせて、食事を楽しんでいきましょう。ありあわせ野菜のチャンプルー 冷蔵庫に残ったありあわせの野菜で作るチンプルーです。豆腐とごま油、オイスターソースが味の決め手。シャキシャキ感を残して炒めましょう。野菜の種類が多いほど、いろいろなビタミンが摂れます。色の濃い緑黄色野菜と、色の薄い淡色野菜が両方摂れるようにすると、栄養面も充実し、見た目もきれいです。あとは、ご飯やパンを添えると一食のセットメニューとしてもOKです。お子さんと一緒に、野菜の名前やどの部分を食べているのか(根の部分か葉の部分か茎の部分か…など)調べてみるのもいいですね。徳田こどもクリニック:8月29日(日)は休診です。子どもに好き嫌いはつきもの、といっていい程のお子さんも多いと思います。でも、御自身が子どもの頃を思い出してみてください。匂いのきついものなど、苦手だったはずなのに、いつの間にか食べられるようになったことと思います。時期が来れば食べられるようになることもあります。また形を変えるだけで食べられるものもあるはずです。心配せずに、気長に待ちましょう。
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