兵庫県尼崎市の小児科(低身長、肥満、糖尿病、小児内分泌など)【徳田こどもクリニック】 尼崎・豊中地域でこども達のサポートをしています

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育児について

徳田こどもクリニック【メールマガジン7月20日分】

2004年7月20日

熱中症とは、体の中と外の"あつさ"によって引き起こされる、様々な体の不調であり、専門的には、「暑熱環境下にさらされる、あるいは運動などによって体の中でたくさんの熱を作るような条件下にあった者が発症し、体温を維持するための生理的な反応より生じた失調状態から、全身の臓器の機能不全に至るまでの、連続的な病態」されています。 熱中症は、熱波により主に高齢者に起こるもの、幼児が高温環境で起こるもの、暑熱環境での労働で起こるもの、スポーツ活動中に起こるものなどがあります。 労働中に起こるものについては、労働環境改善などにより以前に比べ減少してきているとされていましたが、近年の環境条件により増加傾向が伺われます。また、スポーツなどにおいては、一時増加傾向にあり、その後減少に転じましたが、下げ止まりのような状況になっており、依然、死亡事故が無くならない状況にあります。 熱中症というと、暑い環境で起こるもの、という概念があるかと思われますが、スポーツや活動中においては、体内の筋肉から大量の熱を発生することや、脱水などの影響により、寒いとされる環境でも発生しうるものです。実際、11月などの冬季でも死亡事故が起きています。また、運動開始から比較的短時間(30分程度から)でも発症する例もみられます。 熱中症は、いくつかの症状が重なり合い、互いに関連しあって起こる。また、軽い症状から重い症状へと症状が進行することもあるが、きわめて短時間で急速に重症となることもあります。 熱中症は、大変に身近なところでおきていいます。そのため、十分にその危険性を認識しておくことが必要です。 従来、医学的には治療方針をたてる上で、暑熱障害、熱症として、以下の3つの病態に分類されています。 1.熱痙攣(heat cramps)  2.熱疲労(heat exhaustion)  3.熱射病(heat stroke) ただし、熱中症の分類は医学的にも混迷している状況にあります。これは日本語においても、英語においても同様と考えられ、このことが症状や緊急性の判断を難しくさせ、手当や診断に影響を及ぼしていると考えられています。詳しくは、安岡(1999)の報告が詳しいので参考とされたい。徳田こどもクリニック:7月25日(日)は休診です。猛暑が続いてます。熱中症とは、体の中と外の『あつさ』によって引き起こされる様々な体の不調ですが、幼児では高温環境下で起こります。また、スポーツや活動中においては、体内の筋肉から大量の熱を発生し、脱水などの影響により発生します。発熱のある子でも身体を温めると、熱中症を引き起こす可能性があります。熱が上がりきってしまえば、冷やしてあげて下さい。

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