2004年6月23日
アレルギー物質表示、バナナも奨励品目に…厚労省方針 厚生労働省は加工食品に含まれるアレルギー物質として可能な限り表示するよう求める奨励品目に、バナナを加える方針を決めた。 23日、都内で開かれた農水省との「食品の表示に関する共同会議」で了承された。早ければ今秋から表示が求められる。 厚労省の研究班が2001-2002年に全国の医師を通じて行った調査によると、アレルギー症状のうちバナナが原因だったのは3882例のうち40例。奨励品目となっているカニや鶏肉と同程度の発症数だった。 食品衛生法は現在、アレルギー物質である卵、小麦、ソバ、乳、落花生の5品目について表示を義務づけ、カニ、エビ、鶏肉、大豆など19品目は奨励品目として可能な限り表示をするよう求めている。 徳田こどもクリニック:6月27日(日)は休診です。『バナナでアレルギー?』。食物アレルギーを起こし易い食材である卵、ミルク、小麦、ソバ、ピーナッツの5品目については表示が義務づけられています。この他、カニ、エビ、トリ肉、大豆など19品目は奨励品目として可能な限り表示するよう求められていますが、あらたにバナナが加えられました。バナナは、カニやトリ肉と同程度にアレルギーを起こし易い食材です。御注意を!
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