2004年6月14日
さて、公費の乳幼児健診として「乳児後期健康診査」通常「後期健診」という委託個別健診がありますね。この健診は、乳児期後期から1歳までに行われるもので、かかりつけ医を持つことを目的とした大切な健診です。この時期はいろいろな問題が出てくることが多いので、かかりつけ医を持ち、安心して子育てをしてほしいものです。 乳児期後期は、お母さんからもらった先天的な免疫が赤ちゃんの身体から減るので、感染症にかかりやすくなってきます。夜泣きという現象もおこり、夜中にお母さんも一緒に泣いてしまうこともあるでしょう。また、何でもない状態でもこれでよいのかしらと、子どもの変化が気になり、悩むことが多い時期なのです。このような経験をお持ちのお母さんも多いのではありませんか。また、この時期は赤ちゃんの成長発達が著しい反面、悩みの種もあると思われます。 一方、最近は少産、少子化が進み、母子をとりまく環境が大きく変化しています。相談相手の少ない核家族にとっては、育児不安がつみ重なって、さらに深刻になってきています。 小児科医、若いお母さんのアドバイザーとして、楽しく安心して子育てができる態勢作りに協力したいと思います。子どもの健康状態、成長発達、子育ての悩み、育児等についてご相談ください。「後期健診」は、また、かかりつけ医をみつけるチャンスです。ぜひ「後期健診」を受けて、かかりつけ医を持ち、不安の少ない子育てをしましょう。次は、一歳、一歳半健診などでお会いしましょう。徳田こどもクリニック:6月20日(日)は診察します。本邦の合計特殊出生率が1.29になりました。少産・少子化が進み、相談相手が少ない核家族にとっては、育児不安は深刻です。小児科医としては、お母さん方のアドバイザーとして、楽しく安心して子育てができる態勢作りに協力したいと思います。健診の時などは、子どもの健康状態、成長発達、子育ての悩み、育児等についてご相談下さっても結構です。問題を抱え込まないことが大切です。
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