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育児について

徳田こどもクリニック【メールマガジン11月6日分】

2003年11月6日

2500グラム未満で生まれる「低出生体重児」が増えている。原因には、妊婦の喫煙のほか、妊婦のやせ過ぎもある。妊娠中は、太りすぎだけでなく、やせすぎも禁物だ。 妊娠中の体重管理は、各医療機関で異なるが、抑制指導が中心。中でも、よく聞かれるのが「増加は7―10キロまで」。新生児の体重(3キロ)、羊水や胎盤(1キロ)、血液の増加など(2キロ)に、出産前後に必要なエネルギー分の脂肪を計算したものだが、あくまで妊娠前に標準体格だった人の目安として言われてきた。 太りすぎは、妊娠中毒症や糖尿病になりやすく、産道に脂肪がつくことで難産の危険も高まる。 一方、やせすぎは、低出生体重児が生まれやすくなる。東京・愛育病院院長の中林正雄さん(61)らは、同院で生まれた赤ちゃん(早産や多胎児など除く)約2500人を、妊娠前の母親の体格ごとに分析。低出生体重児は、総出産件数の5%だが、「やせ」で、妊娠中の体重増加が7キロ未満の妊婦に限ると、11%に高まった。運動前に体重をチェックする妊婦。やせすぎた時も太りすぎた時も注意が必要だ(東京・目黒区の太陽教育スポーツセンターで) 低出生体重児増加の背景には、女性のスリム志向もある。国民栄養調査では、20代女性の「やせ」の割合が年々増えて、この20年で、1・7倍になった。 妊娠中に必要な1日の食事量は、妊娠前の所要量に、350キロ・カロリー(牛乳1本、魚か肉半切れ、緑黄色野菜50グラム、ごはん1杯)を加えた量。でも、同院栄養科長の土井正子さん(60)は「必要量を献立で示しても、ダイエットが習慣になっていたり、乱れた食生活を送ったりしてきた妊婦から『そんなに食べられない』と言われる」と話す。 低出生体重児は、胎内成長が不十分で、乳幼児期に病気にかかりやすい。最近は、大人になって、糖尿病や心筋こうそくなどの発症率が高まることも指摘されている。東大大学院助教授の福岡秀興さん(56)(発達医科学)は、「胎児期は、細胞分裂を繰り返し、臓器を作る重要な時期。栄養不良だと将来にわたり悪影響がでる」と話す。 妊娠中毒症予防の栄養管理の指針を作った日本産科婦人科学会も、やせすぎに配慮した新指針の策定を進めている。 女性自身の心がけも大切だ。妊婦が栄養に気を配るのはもちろん、将来健康な子供を産みたいと望む女性はまず、無謀なダイエットは避け、バランス良い食習慣を身につけよう。 徳田こどもクリニック:2500g未満で生まれる「低出生体重児」が増えているとのことです。原因には妊婦のやせ過ぎや喫煙があります。低出生体重児は、胎内成長が不十分で、臓器を作る重要な時期に、栄養不良だと将来にわたり悪影響がでる可能性もあります。乳幼児期に病気にかかりやすく、大人になって、糖尿病や心筋こうそくなどの発症率が高まることも指摘されています。妊娠中は、太りすぎだけでなく、やせすぎにも注意して下さい。

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