2003年6月16日
虫に直接触らないでも、植物や外に干した洗濯物などに付着した毛に触れることでかゆみを起こすことがあります。 毒蛾の多くは、4~10月にかけて卵から毛虫、さなぎから成虫と成長します。 庭木の手入れで毛虫や成虫が近づきそうな木に触れる場合は、手袋・長袖シャツ・長ズボンを着用しましょう。また、戸外に干した洗濯物に付着することや、 野外散策の際に毛のついた植物に触ってしまうこともあります。さらに、原因物質に触れた手で別の部位を触ると紅斑やかゆみが広がります。刺激感やかゆみを感じたら、 流水やシャワーで洗い流したり、衣服を取り替えましょう。 毒蛾の毛虫には毒針毛が50~数百万本あるといわれている。毛虫は毒針毛を空中へ大量に散布するため、毛虫に近づいたり、 毛虫がいた植物に触れることで皮膚炎を起こす。毛虫が好む木としては、お茶の木、椿、山茶花、桜、柿の木などがある。毒蛾の幼虫(毛虫)だけでなく、成虫の蛾による皮膚炎もみられる。 蛾に触れるとチクチクする痛みと強いかゆみを起こす。ドクガやチャドクガ、モンシロドクガが代表的。夏場になると、虫に直接触らないでも、植物や外に干した洗濯物などに付着した毛に触れることでかゆみを起こすことがあります。こんな時は、毒蛾皮膚炎の可能性もあります。毛虫や成虫が近づきそうな木に触れる場合はもちろん、戸外に干した洗濯物に付着した場合、 野外で毛のついた植物に触ってしまうこともあります。刺激感やかゆみを感じたら、 流水やシャワーで洗い流したり、衣服を取り替えましょう。徳田こどもクリニック
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