兵庫県尼崎市の小児科(低身長、肥満、糖尿病、小児内分泌など)【徳田こどもクリニック】 尼崎・豊中地域でこども達のサポートをしています

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育児について

徳田こどもクリニック【メールマガジン6月16日分】

2003年6月16日

硬い便にならないように食事に注意し、夏場は水分を十分に与えましょう。不規則な生活をせず、決まった時間に排便する習慣をつけ、我慢させないことが大切です。子どもの排便習慣には個人差があり、1日に2、3回する子もいれば2日に1回でよいという子もいます。  便秘とは、便の水分が少なく硬くなり排便に困難を生じる状態をいい、原因は食事量の不足、偏食、不規則な生活、運動不足などです。  しかし、腸や腸の動きをつかさどる自律神経の異常によって起こる便秘には注意が必要です。強い腹痛やおなかが異様に膨らんでいる時などは小児科を受診してください。  幼児は便意を催しても、我慢して不快な状態を乗り切ろうとします。このような状態を続けると便意が起きにくくなるうえ、便が硬くなり排便に出血を伴う痛みが生じるため、よけい排便を我慢してしまうという悪循環を繰り返すのです。我慢しきれなくなると便をもらしてしまう結果となり、失敗を恐れ排便を嫌がるようになることもあります。  このような場合には腸の運動を助ける食物繊維の多い食事や良質の油類、特に夏場は水分を十分に取ることが大切です。食物繊維の多い食品としては、(1)野菜(とうもろこし、かぼちゃ)(2)豆類(煮豆、とうふ、おから、納豆)(3)海藻(わかめ、のり、ひじき)(4)果物(バナナ、いちご、みかんは房ごと、パイナップル、ドライフルーツ)(5)いも類(さつまいも、さといも、じゃがいも)などがあります。  良質の脂肪としては、バターやマーガリン、サラダ油などがあり、おやつには生クリーム、ヨーグルトを使ってみましょう。起床時の冷たい牛乳は効果的ですが、牛乳やチーズ類の取り過ぎは便を硬くさせてしまいます。  大事なことは排便すると気持ちいいという感覚を覚えさせること。そのためには日頃から便意を感じたら我慢させないことや、親が言葉にして「ウンチすると気持ちいいね。いっぱい出てよかったね」などと褒めてあげるといいでしょう。  こうした食生活の努力でも便秘が改善されない場合は、市販薬や病院でもらった薬を用いて、痛い思いをさせないようにしてください。 便秘の子が多いようです。数日に1回の排便でも、本人が苦労なくふつうの硬さで排便できていれば便秘ではありません。逆に排便は毎日あっても、硬い便のために排便のたびに泣いて苦しむ、肛門が切れて出血するという場合は問題です。原因は食事量の不足、偏食、不規則な生活、運動不足などが考えられますが、腸や腸の動きをつかさどる自律神経の異常によって起こる便秘もあり注意が必要です。徳田こどもクリニック

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