兵庫県尼崎市の小児科(低身長、肥満、糖尿病、小児内分泌など)【徳田こどもクリニック】 尼崎・豊中地域でこども達のサポートをしています

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育児について

徳田こどもクリニック【メールマガジン5月23日分】

2003年5月23日

6歳の息子のおちんちんの皮の部分に、直径3ミリくらいの水泡のようなものが2~3年ほど前からあります。皮膚科の先生に診ていただいたのですが、「悪いものではないので、このまま付けておいてよいが、思春期になって本人が取りたいといったら、(針でつぶしても、また出てくるので)手術して取ればよい」と言われました。本当に針でつぶしただけではだめなのか、もし手術するとしら、全身麻酔なのか、部分麻酔なのか、どのような手術なのか、教えてください。 A  実際にその水疱をみていないので、確実なことはいえませんが、多分汗腺がつまって汗の内容が皮下にたまったものではないかと思います。汗腺の数は、生まれたときに決まっていて、身体が大きくなっても変わりません。  つまり子どものときのほうが、身体が小さい分汗腺が密集しています。そうした汗腺の開口部は小さいので、比較的簡単につまってしまいます。つまる部分が表面に近いと、汗が皮膚の下に漏れて、炎症が起こります。これが汗疱(かんぽう)、つまりあせもです。  つまる部分が深いと、そこに汗がたまり水疱ができることがあります。息子さんの水疱は、そうした汗がたまったものではないかと思います。針などでつっついて内容をだしても、その水疱につながっている汗腺が働いていれば、針の穴が自然に閉じると、またたまってきてしまいます。同じようなことが皮脂腺(脂肪がでる腺)にも起こりますが、中にたまるものは白いふすまのようなものですので、容易に区別できます。  手術でとるときには、水疱だけでなくそこに注いでいる汗腺も根元から切除しなくてはなりません。年齢にもよりますが、子どもでしたら手術の恐怖心も大きいので全身麻酔になるでしょう。 暑くなると、手や足の指先に小さな水泡ができることがあります。放置しても大きくなることはありませんが、かゆみを訴えることがあります。これは汗疱(かんぽう)というもので、あせもの一種です。手足にできるものは、汗腺にほこりなどがつまって汗の内容が皮下にたまったものです。予防のためには、手足を清潔に保つよう、手洗いこまめにしましょう。徳田こどもクリニック

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