兵庫県尼崎市の小児科(低身長、肥満、糖尿病、小児内分泌など)【徳田こどもクリニック】 尼崎・豊中地域でこども達のサポートをしています

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育児について

徳田こどもクリニック【メールマガジン3月10日分】

2003年3月10日

○花粉の飛散雄花を飛び出した花粉は、天気の良い日には朝からの日照により上昇気流にのり、スギ林から上空に舞い上がり、風にのって時には数十キロあるいは数百キロ離れた場所まで飛散し、日没とともに地上に落下します。よく晴れた日、特に雨上がりの翌日と風の強い日は花粉の飛散量が多い日です。     ○飛散花粉の測定ダーラム型花粉採取器日本で最も普及している花粉採集器です。直径23cmの円盤内にワセリンを薄く塗ったスライドグラスを水平に設置し、スライドグラスに付着した花粉の数を1日単位でカウントし、1平方cmあたりの花粉数を顕微鏡で数えます。○ロータリー型花粉採集器ワセリンを薄く塗ったスライドグラスを45度に傾斜させて設置し、円盤には2枚の尾翼が取付けられており、常に風上に向くように円盤が回転します。ダーラム型に比べ4~5倍の採集効率があり、花粉採集能力の高い採集器です。○リアルタイム花粉モニター光散乱を用いてスギ花粉をリアルタイムに測定する新しい測定器です。この測定器は大気中のスギ花粉やホコリなどをポンプで吸引し、光線を照射して3次元的に散乱する光の強度から粒子の大きさと数を同定します。○スギ花粉症について患者数:全国で約2000万人とも言われています。他の病気と異なり必ずしも病医院で治療を受けるわけではなく、症状が軽ければ市販のくすりで済ませたり、がまんしたりと正確な実態はつかみ難いのが現状です。しかし、少なくとも花粉飛散量の増加とともに環境や個々の体質の変化とあいまって、ここ十数年患者さんの数は増加しています。症状:鼻症状としてのくしゃみ・鼻みず・鼻づまり、眼症状としてのかゆみ・充血・なみだ目が代表的な症状です。人によっては頭痛などもあり、かぜの諸症状と似ていますが、かぜはウイルスが原因で一週間程度で治ります。一方、花粉症はその花粉の飛散が終了するまで続きます。また、一度発症すると多くの場合、来シーズン以降も同様の症状で悩まされることになります。○花粉症の対策花粉症は原因となる花粉が飛散する時期だけ発症します。この点が他の病気と大きく違うところです。つまり、その時期にあわせてあらかじめ対策をたてておき、発症してもその程度が軽くてすむように心がけたいものです。自分でできること(セルフケア):花粉症はその花粉を避けることが第一です。当たり前のことですがとても重要なことです。・外出の際は花粉が付着しにくい衣類で、マスク、メガネ、帽子などを着用する。・外出後は室内に花粉を持ち込まないように衣類等をよくはらい、からだに付着した花粉はうがい、洗顔、洗眼等でよく落とす。・室内では窓の開閉を最小限にする。すきまはふさいでおく。・室内の掃除は落ちている花粉が舞い上がらないようにこまめに行う。・洗濯物の干し方にも注意する。・天気予報や花粉情報を参考にして行動する。などが自分でできることでしょう。デパート、ドラッグストア等では花粉対策グッズのコーナーを設けているところもありますので、できれば飛散する前に、のぞいてみてはいかがでしょうか?治療(メディカルケア):花粉症は前述しましたように発症するであろうタイミングがあらかじめ予測されるため、出てしまった症状を抑える薬で対応する他に、その時期にあわせて前もって薬を飲んでおき、症状を現れにくくしたり、症状が現れたとしても軽くすむことを期待するものがあります。できれば花粉が飛び始める2週間ほど前までに病医院を受診したいものです。○ヒノキ花粉についてヒノキの花粉はスギ花粉と共通の抗原性をもっています。つまりスギ花粉で症状の出る人の中にはヒノキ花粉に対しても同様の症状が出現する場合があります。ヒノキ花粉の飛散はスギ花粉よりも約1か月程度遅れて始まります。スギ花粉の飛散が終わったからと言って油断しないようにしたいものです。 花粉症の患者さんの数は増加しており、子どもにもみられます。鼻症状としてのくしゃみ・鼻みず・鼻づまり、眼症状としてのかゆみ・充血・なみだ目が代表的な症状です。人によっては頭痛などもあり風邪と似ていますが、風邪の場合は一週間程度で治りますが、花粉症はその花粉の飛散が終了するまで続きます。また多くの場合、来シーズン以降も同様の症状で悩まされることになります。花粉症が疑われる場合は、アレルギーの血液検査をお勧めしますが、尼崎市内の無料制度は3月一杯で終了します。徳田こどもクリニック 

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