2003年2月28日
冬になり手足の指が赤く腫れたり、痒くなったりするのが「しもやけ」です。最近は暖房が行き届いて少なくなりましたが、気温が4~5℃に下がり一日の温度差が10℃以上になると、手や足の血液の流れ悪くなり起こりやすくなります。 できやすいところは、寒さにあいやすい手や足の指、耳、鼻の先などです。年齢は小学生が多く、男性は20歳代、女性は30歳をすぎると起こりにくくなるようです。遺伝的な要素がつよく、90%の人は家系に「しもやけ」になりやすい人があります。とても痒く、小さなこどもでは機嫌が悪くなります。ひどくなると皮膚がただれたようになり、痒みより痛みが強くなってきます。早いうちに手当てをしましょう。 予防するにはどうしたらいいのでしょうか。まず手や足の先を冷やさないようにすることが一番です。いつも乾いた状態にすることも大切です。お風呂でお湯と水に交互に手足をつけるのも効果があります。使い捨てカイロなどを利用するのも便利ですね。 体質が似る場合がほとんどで、家族にしもやけのできやすい人があれば、手や足の先を暖めるなど注意が必要です。裸足保育の幼稚園や保育園では、靴下をはかせてもらうよう相談してみるのもいいでしょう。 治療はビタミンE軟膏、血液の流れを良くする軟膏などをぬります。 症状がひどくなり、皮膚がただれたような状態になれば抗生物質のはいった軟膏を使う場合もありますが、予防に勝る治療はありません。3月2日は診察します。しもやけは、気温が4~5℃に下がり、一日の温度差が10℃以上になると、手や足の指、耳や鼻の先など血液の流れが悪くなるところにできます。遺伝的な要素がつよく、90%の人は家系的な体質があるようです。予防法は、手や足の先を冷やさない、いつも乾いた状態にする、お風呂でお湯と水に交互に手足をつける、使い捨てカイロを使うなどです。裸足保育の幼稚園や保育園では、靴下をはかせてもらうよう相談してみるのもいいでしょう。しもやけは、痒みが強く、小さなこどもでは機嫌が悪くなることがあります。ひどくなると、皮膚がただれたようになり、痒みより痛みが強くなります。早目の手当てが重要です。治療にはビタミンEを含む軟膏や血液の流れを良くする軟膏などを塗ります。 徳田こどもクリニック