ワクチンの効果と副反応
水痘ワクチンの免疫獲得率は高く、ワクチン接種を受けた人の90%以上が免疫を獲得できるといわれています。しかし、いつまで免疫が持続するかについては、獲得した免疫の状況やその後の周りでの流行の程度によって異なります。
副反応としては、ワクチンの接種直後から翌日に発疹、じまんしん、紅斑、かゆみ、発熱などがみられることがあります。全身症状として、接種後1~3週間ごろに発熱、発疹がみられることがありますが、通常、数日中に消失します。また、局所症状として発赤、腫脹、硬結などがみられることがあります。非常にまれですが、アナフィラキシー様症状(じんましん、呼吸困難、口唇浮腫、喉頭浮腫など)や急性血小板減少性紫斑病がみられることがあります。